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オーストラリアにおけるECサイト概況と、AmazonAUのポテンシャル

ふと、あることがきっかけでAmazonオーストラリアが操業を開始したことを知りました。

Amazonマーケットの中でも非常に競合が少ないブルーオーシャンのようです。

今回、これに参入を検討したいと思いいろいろ調べていたがAmazonオーストラリアの情報は愚か、オーストラリア全体のECサイトの状況について日本語でまとまった記事がなかったため自分なりに調べてまとめて見ました。

結論、大いにポテンシャルがあり早期参入する価値があると判断しています。

 現在のAmazonAUについて 

小幅な赤字

ロイターによると、Amazonオーストラリアは現在微弱な赤字で終わっているようです。

しかし、本格参入がまもないことと後述する理由からこの赤字だけでネガティブ判断をすることはできないと思います。

jp.reuters.com

 

オーストラリアからのAmazon.comにおける購入の停止

今まで、オーストラリア人の大半はアメリカのAmazon.comを使っていました。

しかし国内消費を喚起したいオーストラリア政府による税制変更を背景に

2018年7月より、Amazonは以前はできていた米国Amazonでの購入を停止しています。

jp.techcrunch.com

つまり、今後オーストラリアのAmazonユーザーはAmazon.comではなくAmazonAU

で買い物をしなければならなくなります。

※救済措置として、400万品目に限りアメリカからの購入が可能になっているが全体で1億5000万ほどの品目をもつAmazon.comにおいては非常に限定されている品揃えです。

現在のEC消費量の推移

2022年まで平均8.9%の成長が予測されている

オーストラリアにおけるオンライン小売の市場規模は

2015-2016では10%、2016-2017では6%成長している。成長はしているが2年間でいうと鈍化しています。

また、その成長は2022年まで平均8.9%の成長を続けると予測されています。((

eCommerce - Australia | Statista Market Forecast

 

 

## 主要ECサイトのまとめ

ECサイトで訪問者ランキングは以下の通り。

この中で特筆すべきは、

日本ではあまり聞かないECサイトのGumtreeとOzBargain

そして3位と5位に米国とオーストラリアのAmazonが入っていることでしょう。

  1. eBay AU
  2. Gumtree AU
  3. Amazon
  4. OzBargain
  5. Amazon AU

Gumtreeについて

外国へ移住したい人向けに始まったプラットフォーム

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Gumtreeについて調べたところwikipediaを発見した。

Gumtree - Wikipedia

こちらによるとGumtreeは2000年に創業したイギリスの会社。

オーストラリアやニュージーランド南アフリカからイギリスへ移住したい人々の

住居や車、そして仕事などを紹介するサービスとして始まったようだ。

 

移住特化のジモティーやCraigslistみたいな感じだろう。

 

主要カテゴリは車、住居、仕事

説明したような背景のため、主なカテゴリはこのような大きな買い物になるようなものがメイン。一般的にECサイトと聞いて想像するようなAmazon楽天などとは違うサービスだ。

 

OzBargainについて

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唯一の国内企業運営サイト

オーストラリアで使われているECサイトの4/5がオーストラリア国外の企業による運営である中で数少ない国内企業によるサイト。

ここで詳細をかく。

どんなサイトで、どんなものを扱っているのかなど。

 

今後のオーストラリア市場はEbayとAmazonの一騎討ちになる予感

調べてみてわかったのはGumtreeはそもそも一般的な小売が主要カテゴリではないこと。

そのため、プレイヤーはebay,amazon,OzBargainな訳だが

OzBargainはUIや販売形態から見てわかる通り、スピード&信頼の点から土俵に立っていないように見える。

 

 

オーストラリアみたいな先進国だけど、トップじゃないようなところって日本語の情報が古かったり乏しかったりするんでここに関しては中国輸入などとの情報と違い英語力が役立っています。

前の記事でも書きましたが英語力、とりわけ書いて読める力が物販においてはかなり役立ったりします。